(りゅう ゆき)
アフィリエイトで稼ぐための記事の書き方、構成についてご説明します。普通に文章を書いていても売れませんよ。
ウェブマーケティング業界で働いている龍由樹@ペンギン新聞です。
私は、LINEで個別に無料のブログ塾を開催しているので、生徒さんからブログやアフィリエイトで稼ぐ方法をかなりの頻度で聞かれています。
URLを送っていただいて、分析した後に生徒さんにあった改善点を提案しているのですが、アフィリエイトで売れない!と言っている人に限って、記事の書き方や構成を間違えている人が多いんですね。
アフィリエイトで商品を売るためには、記事の書き方や、構成に一定の法則があります。
それを研究しないで売れるアフィリエイト記事が書けない!と悩んでいるのはちょっと早いかなと思います。
この記事では、
・アフィリエイトに必要な記事数
・売るための記事構成
を説明したいと思います。
アフィリエイトで売るための記事数
多くの人が、最初に質問してくるのが、
・文字数は?
この2点です。
正直、商品を売るために記事数や文字数にこだわるのはナンセンスです。
だって、逆に商品を買う側の印象を考えてみてください。
確かに文字数が多ければ、SEO的にはキーワードがヒットしやすくなるから有利ですよ。
でも、アフィリエイトリンクを経由して商品を買う人の多くが、電車でスマホを片手に流し読みをしているのです。
大量の文章が書いてあったら、面倒くさくて商品を買う前に離脱してしまいますよね。
一方で、高額の商品なら、しっかり吟味して買いたいと思う人もいるはずです。
従って、結論は、
が正解となります。
一方で、記事数も同様で、例えば、1つの商品を販売する特化サイトなら、数十ページで十分です。
だいたい、一つの商材で語れることって多くないですよね。
その商品が説明できる記事数があれば問題ないんです。
Googleは記事数だけでSEO的に優れている!と判断しているワケではありません。
その証拠に、私はallaboutに掲載されるほどのコラムサイトに6年間。3000字1000記事を書いていますが、Googleのコアアップデートで検索順位を下げられた経験が何度もあるからです。
逆に130記事でも検索順位が安定しているサイトがあります。
私が気がついた検索順位が安定しているサイトの特徴は、
ということになります。
従って、私の6年間の様々なサイトを運営した経験を元にすれば、記事数や文字数は、必ずしも売上げやアクセス数とイコールではないのです。
アフィリエイトで売れる記事構成とは
では、売れる記事構成をご説明したいと思います。
これは、ランディングページ型の通販サイトを参考にすると非常にわかりやすいです。
ランディングページとは、1商品を1ページだけで説明して販売するタイプの通販ページのことで、アフィリエイトで訴求する通販商品のほとんどが、ランディングページ型で販売されているハズです。
主に、以下のような構成になっているハズです。
② 商品の概要
③ 商品の第三者評価
④ 商品の詳しい説明
⑤ 購入フォーム
正確には③と④が入れ替わる場合もあるのですが、ほとんどの場合、このページ構成で書かれているはずです。
細かく、各要素を見ていきましょう。
ファーストビュー
記事のトップのことです。
ここは、読者を引きつける内容でなければいけません。
通販ページだと、受賞した賞や販売数、モンドセレクションに推薦された!などの目を引く優位性が書かれていて、どーんとモデルが掲載されているなど、目を引く構成になっています。
これをアフィリエイト記事で実現するとすれば、ユーザの心をえぐる文章ではじまります。
例えば、クレジットカードの訴求であれば、
「あなたのクレジットカードって、本当におトクですか?」
と、疑問を投げかけてみたり、
「しっかり選ばないと損をしますよ」
などと焦らせたりします。
ただ、たとえアフィリエイトであっても広告記事の一種なので、嘘は書いてはいけませんし、批判的になってもいけません。最終的には、自分が推薦する商品であれば、自身をもって紹介できることを説明しましょう。(もちろん、他社商品と比べるのはダメです。)
この部分を「掴み」と呼び、その後の文章を読んでいただく導入文に相当します。
商品概要
次に、自分が紹介する商品の概要を書きます。
ただ、ここも、書きすぎてはダメで、お客様は、まだ、その商品に興味を持っていない段階です。
どんな商品で、それを買うとどんなメリットがあるのかを結論ありきでサラッと書きます。
第三者評価
よくアフィリエイトで稼いでいる人や、プロのブロガーがやっていますが、他人や自分の過去のツイートをブログに埋め込んでいる人がいますよね。
あれは、SEO対策でやっているわけではなく、「私の言っていることは正しいよ」とか、「他人も同じことを言っているよ」と、お客様に安心感を与えるために行っています。
どこぞのモノとともしれない、あなたが紹介する商品を誰も信用しませんし、信用が得られなければ、記事を最後まで読んでいただけません。
だから、商品の概要を書いた後に、第三者目線で口コミや評判を書くわけです。
商品の詳しい説明
ここまで来て、はじめて商品の詳しい説明がはじまります。
お客様が、この段階まで読んでいただけた!ということは、すでに信頼関係の構築に成功しているといえるからです。
アフィリエイトはインターネット上の単なる文章ですが、家電量販店でお客様に商品を説明する販売員と同じで、お客様との信頼関係の構築が最優先なんですね。
最後に目立つアフィリエイトリンクを
最後にアフィリエイトリンクの大きめなバナーか、目立つ購入ボタン(CTAボタンと呼びます)を配置しましょう。
最後まで読んでいただけたお客様は、すでにあなたの記事で安心感と購買意欲を持っています。
最後の段階なら、広告感たっぷりのボタンを配置しても大丈夫です。
アフィリエイトリンクの配置の仕方
では、記事の中で、購入ボタン(CTAボタン)を配置して良いのは、記事の最後だけなのでしょうか?
いいえ。
そんなことはありません。
記事の項目ごとに配置すると良いとされています。
お客様がどの段階で購入意思を固めるか分かりませんし、今回は購入をやめて離脱してしまうお客様も、離脱するときにCTAボタンを押してくれるかもしれません。
広告さえ踏んでいただき、別の機会に改めて購入を決断してくれれば、成果報酬につながる可能性があるからです。
ただし、目立つCTAボタンは、記事の最後。それ以外は、広告感を薄めた穏やかなボタンに留めておく方がよいでしょう。
私の場合は、スマートフォンからのユーザが多いことに着目し、
・記事の最後に緑かオレンジの大判ボタンか、320×200の大きなバナー
を配置しています。
アフィリエイト記事の書き方
アフィリエイト記事で売るために必要なことは、ここまでお話しした記事構成がほとんどです。
あれ?
記事の書き方って重要じゃないの?
と疑問に思った方もいるでしょう。
実は重要ではないと言ったら嘘になりますが、
が正解だと思っています。
確かにお客様の心を鷲づかみにするセールスライティングを身につけると良いですが、これは勉強しながら書き続けるしか成長しないものです。
いきなり完璧なセールスライティングができる人はいません。
走りながら勉強した方が良いでしょう。
私の場合は、ライター業もやっているので、ライティングの勉強にもなっています。
アフィリエイトで稼ぐためにライターで技術を磨いているという考え方もできますね。
セールスライティングが身につく本
お勧めは、アフィリエイトサイトを作って、まずは売る実感を得てみる。
そして、ライターとして、文章力を身につける。併せて本を読んで学習スピードを向上させる順番がベストだと思っています。
私が参考になったと思う本は多くはなく、とりあえずは、以下の1冊で十分だと思います。
はじめからノウハウコレクターになっても仕方がありませんし、まずは1冊、何度も読み込んでみれば十分でしょう。
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それでも売れなければ、無料の塾をやっているので、私に聞いてください。
また、私はライターとしても活動しているので、以下の記事もライティング力を高めるために参考になるでしょう。
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